ktの山行記録

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登山記録,山道具を紹介します(作成中)

【奥秩父】笠取山 作場平ピストン 2023/3/19

概要

笠取山とは?

笠取山(かさとりやま)は埼玉県秩父市山梨県甲州市の境にある標高1,953mの山で、奥秩父の山域の主脈の一つに位置している。
出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia URL:https://ja.wikipedia.org/wiki/笠取山_(奥秩父)

笠取山多摩川・荒川・富士川の3つの河川の分水嶺があり、水源地として有名。
笠取山の南側の斜面は山梨県にあるが東京都が所有する土地。

当日の天気予報は晴天。前日は降雪予報だったので雪山ハイクに期待。

地図

ルート:作場平ピストンコース
笠取山登山における最もポピュラーなルート。

コースタイム

歩行距離:12.8km
行動時間:7時間14分
高低差:↑ 928m ↓930m
6:36 作場平橋駐車場
※ルートミスで40分無駄にしました
7:51 一休坂分岐
9:13 笠取小屋
9:47 小さな分水嶺
10:35 笠取山展望地
10:51 笠取山
11:55 水干
12:28 笠取小屋
12:42 ヤブ沢峠
13:46 作場平橋駐車場

アクセス

公共交通機関は無いため自動車でのアクセスとなる。
大菩薩ラインから分岐する一ノ瀬林道を7km弱進んだ先に登山口がある。
●駐車場
登山口前に駐車場あり

大栗展望台

一ノ瀬林道の大栗展望台。笠取山~飛龍山の山並みが一望できる。

作場平橋駐車場

一ノ瀬林道の奥にある作場平登山口からスタート。

トイレは非常に綺麗で水道も設置されている。

道迷いポイント①駐車場の向かいには明瞭な道があるが誤り。
先行の登山者がこちらに入ったため何も確認せず付いていき40分ロスした...
(ロープで封鎖されている意味を考えましょう)

公衆トイレから林道を少し進むと真の登山口がある

登山道は多摩川源流の一ノ瀬川に沿う
渓流釣りの方もいました
暫く歩くと沢を越え、地味な道が続きます

一休坂分岐

作場平ピストンコースでは登りは急登の一休坂を避け、ヤブ沢峠を使うのが一般的ですが今回は敢え逆を行きました。

殆ど下調べをしていなかっただけ。

一休坂分岐から本格的に雪道へ
カーブを曲がると右手に唐松尾山(?)の稜線が見えます
一休坂に到着。分岐がありますが真っ直ぐ進みます。
道迷いポイント②カーブに気付かず直進してしまった...
一ノ瀬川の支流に合流。再び沢沿いを歩く。
雪と沢が相まって物凄く幻想的だった。
もうすぐ笠取小屋。
笠取小屋手前の水場。この季節でも水が豊富で行動用の水を持つ必要は無かった。

笠取小屋

冬季休業中の笠取小屋

笠取小屋の向かいは開けており、大菩薩嶺の眺望が良い

視界に入った笠取山

小さな分水嶺に向けて歩く

小さな分水嶺

この小さな峰が多摩川・荒川・富士川の3つ河川の分水嶺になっている。
正面に臨む笠取山

頂上付近は中々の急斜面

笠取山展望地

山頂よりも景色の良い展望値
大菩薩嶺
秩父縦走路の山々

笠取山 山頂

笠取山の真の山頂
山頂からの展望

水干(みずひ)

多摩川の最初の一滴はここから始まっているらしい。
水干沢。この下60mくらいのところで水が湧き出ているらしい。
付近にベンチもあるため源流で宴会も可能。

合流。

交差する動物の足跡
(大きいのはシカかカモシカだと思うが小さいのは全然わからん...)

ヤブ沢峠

下山ルートにはヤブ沢峠を使用。
傾斜は非常に緩やかで、登りの一般的なルートとして使われるのにも頷けた。

笠取小屋からヤブ沢峠分岐までは道幅の広い緩やかな道が続く

ヤブ沢沿いの道は景観も良い

作場平橋駐車場

終わりに

飽きを感じない良い登山道
・水源地であるため冬でも沢が枯れず、沢を横目に歩ける。
・沢の無い区間では大菩薩嶺や奥秩父縦走路の山々の眺望が良い。
・植林地のみならず原生林も多く、木の生え方が均一で無く飽きを感じない。

序盤以外はずっと景観が良く、雪も相まって今回は大満足の山行でした。

紅葉シーズンにまた行きたい。